2023/03/13
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採用活動が上手くいかないならば? ~その1 募集方法~
採用活動が上手くいかないならば? ~その1 募集方法~
採用活動がうまくいかないのならば ~その2 高校生向け~
採用活動がうまくいかないのならば ~その2 高校生向け~
久しぶりにこの記事の続きを。
前回は、高校生をターゲットにした時に
何を注意するか?どんな事をするか?について書かせていただきました。
今日は大学生をターゲットにした場合について。
最近の傾向として、大学生はインターンシップ(以下インターン)に参加し
自分が就職活動で応募する企業を決める傾向にあります。
卒業前年(大学3年、大学院1年)の夏にインターン参加する学生は
全体の79.8%(2022年度)と言われています。
この数字は年々増加傾向にあります。
また、インターン参加企業数も7.8社。
ほとんどの学生がインターンに複数社参加して、自分の就活の軸や応募企業を決めていると
この数字からも読み解く事が出来ますよね。
そこで注意していただきたいニュースが・・・
https://www.meti.go.jp/press/2022/06/20220613002/20220613002.html
経産省は25卒(2025年3月卒業)より、
一定の要件を満たしたインターンシップについて、
「取得した学生情報を広報活動・採用選考活動に活用することが可能」という方針に変更
しました。
※一定の要件に含まれるもの・・・
就業体験要件(必ず就業体験を行う。インターンシップ実施期間の半分を超える日数を職場での就業体験に充てる)や、
実施期間要件(インターンシップの実施期間は、汎用的能力活用型では5日間以上、専門能力活用型では2週間以上)等。
今まで1日でもインターンシップと言われていたものは、インターンシップと言えなくなり
「オープン・カンパニー」に分類されます。
あくまで仕事を知る事を目的に、こちらは早期選考には繋げられません。
ちなみに対象は学部3・4年生か修士1・2年生。期間は夏休みや冬休みなどの長期休暇に行うとあります。
細かい条件などは、上記urlよりご確認ください。
選考活動に繋げられるインターンとは
- 最低5日以上の開催
- 就業体験必須
- 実施期間の半分以上を就業体験に
- 現場の社員が実施し、フィードバック
- 長期間休みに実施
簡単に条件をまとめると、上記のようになります。
これによりますます大企業による学生の青田刈りが進むのでは?と思います。
もちろん学生側にとって、インターン=選考になってしまう為
中々参加出来ないという学生も出てくるはず。
その為、中小であってもチャンスはあるはず!
と言う事で、次回は何を基準に大学生が企業を選んでいるのか?
その為に出来る事についてまとめて行きたいと思います。
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