2022/12/10
先日現在業務改善を行っている企業さんで
会社の未来を考える研修を行いました。
「自分達はＯＥＭだけ」
「お客様に要求された物を、加工してるだけ」
「技術は中々つかないから、下が育たない」
とマイナスオーラが満載の企業様で
現在様々な取り組みをさせていただいております。
以前一緒に仕事していても、周りの人の良いところが分っていない事もあるという事で、
一部の方にエゴグラムを体験して頂いたのです。
今回はその2回目で、「なりたい会社を考える」がテーマでした。
でも「なりたい会社」と言われてもよく分らないとか、
給与あげてほしいとかそういう事がすぐに思い浮かぶかも知れません。
ただ今回は、若手に対しての研修だった為、私が何をしたか？というと・・・
下請けだった町工場が変わった事例を共有させていただきました。
もちろんチョイスするのは、この企業さんのマイナスオーラな内容でね。
・職人じゃなきゃ出来ない！から脱却した工場（技術の平準化）
・受託加工のみだった工場（しかも下請けの下請け）
・その製品に特化した受託加工の工場（発想の転換）
共通するのは、自社技術をしっかり理解し、見つめ直し、自分達に何が出来るか？何に活かせるか？を行った事。
以前の投稿を読まれた方達、あの社長が今後の動きについて話していたら従業員全員が下を向いていた工場ですよ。
※過去の投稿はこちらから
それなのに・・・昨日は資料の余白にメモを取る取る！
え！？みんなどうした？と驚いたのです。
その後、感想や、なりたい会社の姿、そのための現状足りない事を簡単にまとめてもらいました。
夏の面談では、それこそ給与や労働環境を訴える事が多かったものの出てきたのは・・・
・人材確保が可能な職場作り
・自分の知識を高めていける会社
・やれそうな作業を増やせる会社
・人に自慢できる会社
・何をしているの？を明確に話せる会社
・もっと広い視野を持った会社
いやいやステキすぎる！
次回は、現状を知り自分達に出来る事を考えるワークを行う予定です。
社長からは、「社員から意見が出てこない」とよくお聞きしていました。
それだけに「実は知らないだけだったんだ！」と改めて感じた時間となりました。
一番嬉しかったのが、
「今の自分達若者のスキルを上げて、スキルを見直し応用出来そうな事を探す、
技術のアピール、そこから受注に繋げるようにする」
と言ってくれた事でした。
ますます今後が楽しみです。
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