思い込み?

工場での研修資料を作りながら、

どうやったら『思い込み』から脱することができるのか?を考えています。

 

「これしかできない」

「うちは受託工場だから」

「お客様から支給してもらって、それを加工するだけだから」

 

だから言われたことしかできない。=自分たちの製品なんてない

 

本当にそうなのでしょうか?

 

確かに自社製品はないのかもしれません。

でも、自社技術はありますよね?

 

「いわれたままやってるだけだから」

「そこはお客さんしか知らないよ」

 

そういう工場の方は多いです。

 

「お客さんに言われたまましかできないから、営業なんていないよ」

そういうところも多いですよね。

本当にそうなの?

それでいいの?

 

技術は各々の工場のもの。

いわれたものを創り出すことができるのは、その技術があってこそ。

 

「いわれたまましかできない」というのは、ただ自社の技術が分かっていないだけ。

お客様も依頼をする際に、ある程度の情報をもって依頼されますよね?

素材によって、加工方法も違う。

素材によって、使用する工具も変わる。

素材によって、単価も、工数も変わる。

どんな素材で、どんな加工をしたら、依頼されたものが出来上がる。

それを知っているのは、作り手ではないですか?

 

受託工場であっても、切るだけ、削るだけ、混ぜるだけ、塗るだけって言っていても

そこに技術はありますよね。

 

今を脱却できない工場の多くは、

自分たちの技術を分かっていないだけだと感じています。

自分たちは、何ができて、何を創れるのか?

そこにある技術、オリジナリティは何なのか?

もちろんその為には、他がどうやって作業しているか?もわからなかったら

気づかない部分ではあります。

そして、その工場の技術は「その工場らしさ」につながると思っています。

新しく何かを創り出さないと未来はない。

ではないんです。

自分たちの技術がしっかりわかっていないと、未来は創れない。

だって、技術がわかっていなかったら

何ができるか?新しい仕事が来ても、それに挑戦できるか?もわからないという事ですよね。

 

思い込みからの脱却。

思い込みの期間が長ければ長いほど、困難を極めます。

でもきっとそこから脱却してもらえる。

その為のお手伝いを日々行っています。

 

その思い込みから脱却する為の研修。

結構いつも悩みどころなんです。

その思い込みの度合は工場によって違う事とと、

技術も違うから。(これはヒミツですよ)

 

変われない工場なんてない。

変われない人なんていない。

変わりたい人、工場の為に、今日も全力疾走です!

 

 

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