2021/11/26
お互いに不満があるからこそ、
両者でぶつけ合うのではなく、中立な立場である人がいる前でぶつかる事を進めています。
分かり合えていない、理解出来ていない人達だけでぶつかっても、最終的に力業になりかねない。
それが経営者と従業員の場合は余計に。
力業を使うことも時には必要だけれど、力業ばかりでは「不満」ばかりが蓄積する。
せっかくの人材を棄てることになりかねない。
だからこそ、お客様の所でお互いの不満がわかる時、わざとぶつかり合わせるときもあります。
お互いの不満をぶつけ合う事で、まずはスッキリさせる。
そして中立な立場でジャッジする。
そのジャッジの為に必要なヒアリングは、冷静に。
先日訪問中にあった出来事。
「頼んだ材料が悪い、これは使えない」というAさん。
それで間に合うと思って発注したBさん。
なぜそれを頼んだのか?
なぜ使えないのか?
普段だったら言い合い、どこかで諦める。
そしてその為に、力業に出ようとするBさん。
そこで「この材料はいつもマイナス狙いで入荷するから、頼むんだったら大きめじゃなきゃ困る」
と言うAさん。
お!出た!Bさん知らない情報。
すかさず、「それは加工者しかわからない情報だよね?それを共有しなかったのは悪い部分だよね」と。
経緯的に、Bさんの伝達ミスが原因。もちろん、それで出来るはずを試す前の話だったので、
「図面は?とりあえず1回試してみるもありだよね」
こうあるはず。こうあるべき。
やるより前に出来ないが先に。
会社の中でたくさんありますよね。
日々お客様先で思い込みのリミッター外しをしています。
#ものづくりコーディネーター
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