2021/10/01
「説明しているのに、中々うまく伝わってない」
「1つの不具合が、中々解決しない」
という事ありませんか?
先日弊社でもあった例を元にお話させていただきます。
ある部品を納品した所、
「今回のモノは、ネジが締まらない」
という不具合の連絡をいただきました。
良品をお客様からいただき、検討。
原因などをお話したのですが、中々エンドユーザー様からOKいただけなく
月日だけが過ぎていく状態でした。
「ん?なんだかおかしいぞ」
問合せいただく度に、同じ説明をするのみ。
あれ?ちょっと待てよ。これってもしかして・・・
中々解決出来なかった原因は実は・・・
おかしいなと思いながら、あれ?もしかしてこの言葉の意味を理解されていないんだ!
と気づきました。
工学の勉強をして来られた方や、機械に携わってきたならば当たり前だった用語も
そうでは無い方には難しい事もあります。
そこで、絵を元に説明した所、すんなり理解していただけた。
工場と依頼側の意思の疎通が出来ない原因にも、「用語(言葉)の壁」があると感じています。
NANASEでは、その辺りわかりやすく、時には絵を。時には模型を作りご説明させていただいています。
こちらの写真の真ん中にある、黒い四角いものわかりますか?
水引アーティスト 須田ユカリさんの作品です。
須田さんからご依頼いただいた際は、簡単なスケッチ図でした。
そこをNANASEで分解し、製作先へ依頼。
製作を進めている段階で、製作先に一緒に伺い
須田さんのインスピレーションを働かせていただいて、
構造の変更をさせていただきました。
分らない方に「この丸棒が」「この曲がりは」と話ても、理解されない事なので
須田さんがご理解いただけるように、通訳させていただき、ご説明した為
より良いものに仕上がりました。
製作させていただいたのは、黒い鉄の枠のみ。
そこに水引で命を吹き込み、作品にされた須田ユカリさん。
ものづくりコーディネーターの動きにより、素晴らしい作品に仕上がりました。
「こんなもの作りたい!」「あんなもの欲しい」
皆さんのご相談お待ちしております。
いまドキッ埼玉(2020年4月11日)に出演しました!(18分~特集いただいています)
加工先に困っているならば、