古い機械には味がある~その②~

昔の機械の良いところ。

それは、「自社で独自の機械に改造できるところ」でもあります。

例えば、前回ご覧いただいた

こちらのケトバシ。

それが他の工場では

足でレバーを押すのはもちろん、下の方に緑の箱形の物ありますよね?

ここを踏めばOKなんです。

ケトバシのレバーを踏むには、力加減が必要なんです。

力加減によって、曲げる事も切断する事も出来るんですけど、それを力加減なくする為と、そんなに力をかける事をせず簡単に動かす為に、この工場では改造されています。

他にも

これは、スポット溶接機。こちらも下に足で踏むところがあるんですけど、その踏む強さ・時間によって溶接する強さ(強すぎると鉄が溶ける事も)が変わります。

これも溶接する機械。

床にある箱形の物を踏むと動きます。

この工場にも、味のある、もう何十年も大切に使われている機械の数々がありました。

その他にも、この工場でしか出来ない事もたくさんあるんですけど、

今日はこの辺で。

今回ご紹介させていただいた機械の数々は、八潮市にある有限会社赤塚製作所さんでご覧いただけます。

赤塚製作所さんも、5月24日に開催する『町工場の素晴らしさ発見会』でプレゼンいただく町工場さんです。

機械の話はもちろん、当日は実際動いている時の動画もご覧いただける予定です。

みたい!話聞きたい!!と言う方は、info@nanase2018.comまたはお電話048-228-0330までご連絡ください。

赤塚製作所さんに聞いて見たい質問も大募集してます。