出来るじゃない!~学生支援の現場から~

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ある学生がES添削の相談にきた日の事。
それまで何度も色んなカウンセラーに相談してきていて、
それぞれがそれぞれのコメントを履歴で残されていました。

でもなんだか違うんだよな・・・
何かが出来ていないから、どこかが弱いから
迷走しているんだと感じ、それまでの履歴もすべて見て1つの原因が見えてきた私。

「ここの部分が弱いから、他が上手く出来ないのでは?」

とアドバイスすると、出るわ出るわの言葉。
ん・・・なぜそう思うのか?どう伝えたらわかりやすいのか?
手を変え品を変えやっても、なんだか不満そうな顔の学生。
そんなこんなで時間オーバー。

何を伝えても持論を繰り広げ、どこか言い訳?こじつけみたいになっていて
何をしたいのか?分らない状態。
これは苦労しそうだな・・・と思っていたら、再度カウンセリング出来る機会が。

事前に添付されたものを見ると・・・

ん?どうした?

という位の出来上がりの違い。
え?何が起こった?と思ったら、彼は彼なりにメモを取り
すべて調べ直し、修正したようで。
な~んだ、知らなかっただけね。
そこもっと素直に受け止める事が出来れば、もっと違ったのにね。
と感じる出来事でした。
知らない、出来ないが恥ずかしいって思っていたのかも知れないし、
色んな人があ~でもない、こ~でもない、これじゃ~ね~と言う事に嫌気が差していたのかも知れないし。
彼が素直に受け取れなかった原因は分らなかったけれど
ホント短時間で軌道修正してきた学生に底力を感じました。
そして、情報がない状態で持論で展開するのではなく
支援者として情報収集の大切さも気づかされました。
支援者が凝り固まってたら、クライアントも凝り固まってしまうんだなと。

これから学生支援もまた繁忙期に入ってくるので
私も情報のアップデートしていかなければ!

もちろん学生支援をしているからこそ、
企業での新卒支援も可能です。
実際にやっていて思うのは、両方の視点があると無いとでは
全く違うなと。

何かと情報を持っているように見えて実は
共通する情報があるからです。

 

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