相手有りき

設計者であっても、作り手であっても、開発者であっても。

必ずそれを求めている人がいる、相手有りきだと思うんです。

 

良くキャリアカウンセリングの時に

「これは誰の為?」

「その人にどうなってほしいと思っていたの?」

と質問をする事があります。

自分の為という事ももちろんあるけれど、

誰かの為に何かを行った事って

仕事の中では多いですよね。

 

3Sにしても5Sにしても、KYT活動にしても。

自分の為だけではないはず。

周りの人の為だったり、それが最終的にお客様の為だったり。

自分の為だけのことは自己満でしかないから。

ものづくりで、自己満のものづくりをしても

それは誰も喜ぶ事も、良かったって思ってもらう事も出来ない。

自己満でだけでは、一つの部品であっても

次の工程で問題になる事もありますよね。

例えば、NC加工後にMCの加工がある場合。

NCの加工で「これで完璧!」と作ってしまったら

MCの加工で寸法が変わってしまったって経験ありませんか?

他にも、NCで表面も完璧に加工されてしまった事で

MC加工により時間がかかってしまうって事もありますよね。

次の加工者の事を考えて、次工程がある場合は次工程の事を考えて加工する事が必要になります。

 

相手の事(次工程)を考える必要あり

ものづくりは人づくりでもあると思っています。

相手の事を考えられる人は、次工程の事も、その先のお客様の事も考えられる。

一方通行ではない、自己満ではないものづくりを進めたいですね。

その先に利益やコストダウンがついてくる。

 

 

製造業のお悩みならば、℡ 048-228-0330 または、メール info@nanase2018.comまで。
※ものづくりコーディネーターへの初回相談は無料です。

人材に関わる事、販路拡大のお悩み、業務改善したい!、コストダウンしたい!など

まずは一度ご相談ください。


製造業マッチングならば、NANASEデジタルマッチングサイト

登録企業も募集中!※無料で登録できますよ